英語を話せるようになりたければ、「英語を発話すること」は避けては通れません。
すなわち、実践の場を設ける必要があります。
「英会話スクールに通う/オンライン英会話で学ぶ」というのは、その方法の1つです。
しかし、英語初心者だと、「どういう視点で英会話スクールを選んでいいのかわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。
今回の記事では、私が今までに通ったさまざまなタイプの英会話スクールでの経験をもとに、
- 英語初心者が英会話スクールを選ぶ際にチェックすべき5つのポイント
- 申込み前に確認すべき4つ注意点
をご紹介します。
入会後に「こんなはずじゃなかった!」と思わないように、選び方のコツをしっかり覚えておきましょう。
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目次
英語初心者が英会話スクールを選ぶ際のステップ
英会話スクールを見つける際のステップは、ざっくりと以下のようになります。
英会話スクールの選び方
- 自分の英語学習の目的・目標を整理する
- 英語初心者が英会話スクールを選ぶ際に考慮すべき5つのポイントを意識して情報を集める
- 目的・目標に照らし合わせて希望の英会話スクールを数校まで絞り込む
- 見学に行く or 体験レッスンを受ける
- 英会話スクールに申し込む前に確認したい4つの注意点を確認する
- 入会する
このステップを進めていくうえでのポイントを順番にご紹介します。
英会話スクールを選ぶ前に!英語を学ぶ目的と目標を整理しよう
あなたは「これから英会話スクールに通いたい」と思い、この記事にたどり着いたことでしょう。
ここで質問です。
大前提として、”英語を学ぶ目的と目標”は整理できていますか?
もし、「まだ!」という方がいましたら、この記事を読み進める前に、以下の記事を読んで目的と目標を設定することから始めましょう。
-
【大人のやり直し英語の学習方法】英語を話せるようになりたいパパママへ
続きを見る
目的と目標が定まっているかいないかは、英語学習の進め方に大きく影響してきます。
必ず設定しておいてください。
英語初心者が英会話スクールを選ぶ際に考慮すべき5つのポイント
英会話を学ぶといえば、かつては「教室に通う」というのが主流でしたが、最近では「オンラインで学ぶ」ということもかなり浸透してきました。
手段が増えると、その分「何を基準に選んでいいのかわからなくなる」というのが実情でしょう。
英語初心者が英会話スクールを選ぶ場合、以下の5点について、自分の立てた目標・目的に照らし合わせながら選ぶことをおすすめします。
英会話スクールを選ぶポイント
- 通学タイプ or オンラインタイプ
- マンツーマンレッスン or グループレッスン
- 外国人講師 or 日本人講師
- 長期 or 短期
- 費用が安い or 高い
1. 通学タイプ or オンラインタイプ
英語学習を継続するうえで大切なことは、「無理なく続けられるかどうか」です。
既に母国語がある状態で新たな言語を学び始める場合、そもそも新しい言語を学ぶ必要性が高くないこともあり、相当高いモチベーションが無ければ続けられません。
そのモチベーションを大きく左右するのが、この”無理なく”という部分です。
せっかく英会話スクールに通い始めたものの、欠席が続いたり、途中で辞めざるを得ない状態になってしまうことは、とてももったいないです。
ですので、まずスクールを選ぶ際には、「通学なのか、オンラインなのか」から決めるとよいでしょう。
自分の生活スタイルの中で、どちらのタイプが無理なく継続できそうかを基準に選んでみてください。
メリット | デメリット | |
通学タイプ | 講師と顔を見て直接コミュニケーションが取れる | スクールまで通う必要がある |
オンラインタイプ | 自宅など自分の好きな場所でレッスンが受けられる | PCあるいはスマートフォンなどでの受講フローに慣れる必要がある |
2. マンツーマンレッスン or グループレッスン
レッスン形態はマンツーマンかグループ、どちらのレッスン形態がよいのかを考えてみましょう。
メリット | デメリット | |
マンツーマン | 自分で学習分野を選べる、発話の回数が多い | 表現の多様さが講師と自分の会話の幅の範囲から超えづらい |
グループ | 他の人の質疑などからも表現の幅が広がる | カリキュラムの自由度が低い、発話の回数が減る |
3. 外国人講師 or 日本人講師
外国人講師にするか日本人講師にするかについては、「子どもの英会話教室の選び方」の記事にも書いていますので、ご参照ください。
-
子どもに最適な英会話スクールの選び方|押さえておきたいメリット・デメリット
続きを見る
メリット | デメリット | |
外国人講師 | 日ごろから外国人とコミュニケーションを取る環境を作れる | 日本語特有の言語のクセなどに対するフォローを受けづらい |
日本人講師 | 日本語特有の言語のクセや、日本人が間違えやすい英語などのフォローがある | 外国人とのコミュニケーションの場は自分で別途設ける必要がある |
4. 長期 or 短期
英会話教室に長く通うのか、短期集中で学びたいのか、語学習得までの期間もスクールを選ぶ際の基準となります。
メリット | デメリット | |
長期 | 自分のペースでゆっくり学べる | 自分で短期的な目標をしっかり立てないと、学習が間延びしてしまう可能性あり |
短期集中 | 短期間で結果を出すことにコミットしたカリキュラム | 料金が高い |
5. 費用が安い or 高い
自分の目指す英語力を身に付けるまでに英会話スクールに捻出できるトータル金額も意識して、最終的に選びましょう。
メリット | デメリット | |
費用が安い | 毎月の支出を抑えられる | カリキュラムや講師の質が低い場合がある |
費用が高い | カリキュラムや講師の質が高い | 金銭的負担が大きい |
英会話スクールに申し込む前に確認したい4つの注意点
英会話スクールの選び方のポイントを参考にしてスクールを絞り込み、実際に見学や体験レッスンに行くことになりますが、最終的に申し込む前に必ず確認しておいてほしい注意点が4つあります。
申込む前に確認したい注意点4つ
- 英会話スクールの理念が自分の英語学習の目的・目標にマッチするか?
- 講師の質は良いか?
- レッスンのキャンセル・変更はいつまで(何日前、何時間前など)可能か? 欠席したレッスンのフォローはあるか?
- 退会時のフローは明確か?
1.英会話スクールの理念が自分の英語学習の目的・目標にマッチするか?
英語学習で一番肝になるのが、自分の目指すゴール(目的)とステップ(目標)が明確になっているかどうか。
あなたの英語学習の目的・目標にマッチする英会話スクールこそ、あなたが選ぶべきスクールです。
どの英会話スクールにも、経営理念や創業者の思いは掲載されていますので、気になるスクールがあったら、必ず目を通してください。
自分が目指している方向と同じ向きを向いているスクールを探しましょう。
2.講師の質は良いか?
英語初心者だとなかなか判断が難しいとは思いますが、以下の内容をチェックすることで、ある程度の情報を精査できます。
- 講師の採用基準
- 講師の英語指導歴
- レッスン中の態度
講師の採用基準は、スクールごとに独自の基準を設けて採用していると思いますので、基準が明記されているか、されていない場合は質問して答えてくれるか、反応を見てみると良いです。
英語指導歴については、長ければ長いほど良いというわけではありませんが、1つの基準として参考になります。
レッスン中の態度は言わずもがな、講師としてふさわしい対応をしてくれるのか、様子を見てみてください。
3.レッスンのキャンセル・変更はいつまで(何日前、何時間前など)可能か? 欠席したレッスンのフォローはあるか?
レッスン予約をしていても、急遽受けられなくなることは起こり得ます。
やむを得ずキャンセルや変更をする場合、いつまでに申し込めば対応してもらえるのか、確認しておきましょう。
また、欠席してその分振替などができない場合、授業内容をフォローしてもらえるしくみがあるのかどうかも、併せて確認すると良いです。
4.退会時のフローは明確か?
入会前から退会時のことを考えるのも変ですが、入会前に確認しておくべき事項です。
月末で退会したい場合、その月のいつまでに連絡すればいいのか?
退会する際には、返金制度や系列校への振替制度などはあるのか?
ぜひ調べておいてください。
英語学習の目的と目標を整理して、自分に最適なスクールを見つけよう!
英会話スクールを見つける際のステップを改めて確認しましょう。
英会話スクールの選び方
- 自分の英語学習の目的・目標を整理する
- 英語初心者が英会話スクールを選ぶ際に考慮すべき5つのポイントを意識して情報を集める
- 目的・目標に照らし合わせて希望の英会話スクールを数校まで絞り込む
- 見学に行く or 体験レッスンを受ける
- 英会話スクールに申し込む前に確認したい4つの注意点を確認する
- 入会する
考えることが多いな、と感じるかもしれませんが、事前に確認しておくことで、入会後のミスマッチを最小限に抑えることができます。
ぜひ、今回の情報を参考に、英会話スクールで自分の英語力を伸ばしてみてくださいね!!
以上、ねね(@nene_english)が 「英会話スクールの選び方:5つのポイントと4つの注意点【英語初心者向け】」 の記事をお送りしました!
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