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子ども英語・児童英語講師の資格一覧と取得費用・学習期間・必要な英語力など

児童英語講師になる方法

「せっかく子どもにおうち英語をやらせているから、この際、英語教師になるのもいいかも?」

「でも、子どもに英語を教えるのに、そもそも資格って必要?どんな資格があるの?」

 

今回の記事では、子ども向け英会話講師になりたいけど、どんな方法があるのか知りたいというママに向けて、

  • 子ども向け英会話講師になる方法
  • 子どもに英語を教える際に使える資格
  • 子どもに英語を教える資格を取得するための方法や費用・学習期間・必要な英語力

についてお伝えします。

 

子ども向け英会話講師になる方法

英語を子どもに教える

「子どもに英語を教える」こと自体、必ずしも資格が必要なわけではありません。

そのため、「子ども向け英会話講師になりたい!」と思った瞬間から、英語講師としてのキャリアが始められます。

 

方法は、大きく2つあります。

  1. 英会話スクールの講師になる
  2. 自分で英会話スクールをオープンする

 

①英会話スクールの講師になる

①の場合は、英会話スクールの求人広告を見て、自分の条件に合うスクールに応募してみましょう。

検索エンジンで「○○(地域名) 子ども向け英会話スクール 求人」など検索すると良いでしょう。

英会話スクールの講師になる場合、そのスクール独自のテキストや教授法に則って指導することになります。

英語講師として全くの未経験の場合は、まずは英会話スクールで英語教授法を学び、その後、英語講師として独立するという方法も取れますね。

 

②自分で英会話スクールをオープンする

②の場合は、「自分」がスクールの看板講師です。

そのため、生徒や保護者に「この先生に習いたい」と思ってもらえるような「英語力」と「英語指導力」が必要になります。

 

もし、今の時点で英語に関する何かしらの実績がない場合は、次に紹介するような資格を取得することから始めましょう。

 

子どもに英語を教える際に役立つ資格

ホワイトボードに書く

未経験で子ども向け英語講師になりたい場合、生徒や保護者の信頼を早期に獲得するためにも、以下のような資格取得をひとつの指標にしてみてください。

  • 英検・TOEICなど民間の英語検定
  • J-SHINE
  • 児童英語インストラクター
  • TESOL
  • TECSOL
  • CELT-P

 

英検・TOEICなど民間の英語試験

最も手軽に取得できる英語力の証明方法としては、英検やTOEICなどの民間の英語試験が挙げられます。

個人で教室を開く場合は、具体的に「英検〇級以上」「TOEIC△点以上」という枠組みはありません。

しかし、例えば、英会話スクールなど外部で働く場合は、採用面接時に基準として最低スコアが設定されていることが多いです。

 

目安としては、

  • 英検準1級以上
  • TOEIC850点以上

を取得しておくのが望ましいでしょう。

 

J-SHINE(ジェーシャイン)小学校英語指導者資格

J-SHINEとは、小学校英語指導者認定協議会の略称であり、英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人のことです。

子ども向け英語講師としての資格としては、最も知名度があります。

2018年時点で、小学校英語指導者(正認定・準認定)は4万人を突破したそうです。

J-SHINEの資格を取得できていれば、子ども向け英語講師として必要な知識は身についているといえるでしょう。

 

 

児童英語インストラクター

児童英語インストラクターとは、一般財団法人日本能力開発推進協会 (JADP)が認定している資格です。

J-SHINEと認定団体の違いはありますが、こちらも子どもに英語を教えるための専門知識を学ぶカリキュラムが組まれています。

 

 

TESOL(ティーソル)英語教授法

TESOLは、Teaching English to Speakers of Other Languagesの頭文字を取った略称です。

すなわち、英語を母国語としない人に英語を教えるための方法(英語教授法)のことです。

TESOLは大人向けの英語教授法を学ぶコースですが、30時間レッスンなどの子ども向けの教授法コースを追加で受講することができます。

子どもだけでなく、大人もターゲットにした教授法を学びたい場合は、このパターンで取得するとよいでしょう。

 

▼TESOLについては、以下の記事をご参照ください。

参考記事
TESOL(英語教授法とは)
TESOL(英語教授法)とは?学位や修了証の種類、学習期間、取得費用の目安

続きを見る

 

TECSOL(テクソル)児童英語教授法

TECSOLとは、Teaching English to Child Speakers of Other Languagesの略称です。

英語を母国語としない子ども達(4~12歳)に英語を教える「児童英語教授法」を表しています。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどへの短期留学で取得、あるいは日本からオンラインコースで取得のパターンがあります。

 

TECSOLが取得できるコース一例

 

CELT-P 小学校英語指導者用サーティフィケート

CELT-Pとは、Certificate in English Language Teaching - Primaryの略称です。

小学生(4~11歳)に英語を教えている教員のスキルを向上させたい人をターゲットにした資格のため、誰でも受講できるわけではありませんので、注意しましょう。

上述のTESOL修了証の中でも、一番知権威性のあるCELTAを実施しているケンブリッジ大学の英語検定機構(CAMBRIDGE ENGLISH Language Assessment)が認定しているのがCELT-Pです。

日本では2020年10月に初めてコースが開校されるので、これから認知度が上がっていくかもしれませんね。

 

CELT-Pが取得できるコース一例

 

児童英語講師の資格はたくさん!自分に合った資格をゲットしてみよう

笑顔の英語講師

子ども向けの英語講師になるには、必要な資格が決まっているわけではありません。

しかし、英語講師として十分な英語力が備わっていることをきちんと証明することは、生徒や保護者との信頼関係構築のためにも必須です。

 

未経験で英語講師としての道を歩み始めるのであれば、英語力の証明をするためにも、以下の資格等の取得を検討してみましょう。

資格 取得費用(概算) 学習期間目安 必要な英語力(CEFR)※
英検準1級以上 8,400円 適宜 B2
TOEIC850点以上 6,490円 適宜 B2
J-SHINE 9万円~ 6か月~ 明記なし
児童英語インストラクター 5万円~ 4か月~ 明記なし
TESOL+子ども向け英語教授法コースも追加受講 数万円~ 6か月~ C1
TECSOL 9万円~ 5か月~ B1
CELT-P(小学校教員向け) 15万円~ 8か月~ B1(TOEIC 450など)

 

▼CEFRについては、以下の記事をご参照ください。

参考記事
英語レベルを無料でチェックしよう
無料の英語レベルチェックサイトで自分の実力を確認【英語学習はじめの一歩】

続きを見る

 

子ども向け英語講師としてのデビューを目指して、一歩一歩着実に進めていきましょう!

 

以上、ねね(@nene_english)が 「児童英語講師の資格一覧と取得費用・学習期間・必要な英語力など」 の記事をお送りしました!

 

ねね
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