英語を学んである程度経つと、
と思うことがあるでしょう。
そんな時は、英単語帳を使って語彙量を増やす良い機会!
今回の記事では、「英単語帳の選び方がわからない」「英単語帳を使った学習方法がわからない」というあなたに向けて、
- 英単語帳の選び方
- 英単語帳を使った学習方法のコツ
についてお伝えします!
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目次
英語学習は「目標設定」から始まる
今回あなたが英単語帳での学習を始めようと思ったきっかけと、学習後に達成したい目標は何ですか?
まずは、これらを明確にしておきましょう。
この確認を怠ると、適した学習方法が選べません。
英語学習は「目標設定」が何よりも大切ですよ!!
「子どもと英語で話せるようになるため」
「絵本を読めるようになるため」
「YouTubeを聞き取れるようになるため」
「〇月に英検△級/TOEICを受験するため」
あなたの目標に近いものはありますか?
もし、まだ目標が設定できていないなら、以下の記事を参考に目標設定してみてください。
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【大人のやり直し英語の学習方法】英語を話せるようになりたいパパママへ
続きを見る
自分の目標に応じて英単語帳を選ぼう
目標を設定したら、次はその目標を達成するのに最適な英単語帳を選びましょう。
英単語帳の数はかなり多いので、できれば書店で実物を確認してから購入をおすすめします。
「楽しく学習できそうか」を意識しながら、お気に入りの1冊を選ぶのもワクワクしますよ!
簡単な日常会話を話せるようになりたい
中学卒業程度の英語力があれば、日常会話もかなりできるようになります。
まず最初に目指したいのは、英検3級程度の英単語力です。
旺文社の「でる単」シリーズ、アルクの「キクタン」シリーズが有名です。
どれにしようか迷ったら、これら2冊から選んでみるとよいでしょう。
子どもと英語で話せるようになりたい
子どもに使う英語は、なるべく平易で分かりやすい単語を使うと良いので、専用の1冊を用意するとよいでしょう。
シチュエーション別になっているものを選ぶと、使用するイメージも持ちやすくなりますよ。
参考まで、以下の本は、私が実施しているママ向けやり直し英語塾「ねね塾」メンバーの中でも人気の1冊です。
日常会話+αの英単語力を付けたい
日常会話から一歩進んだ語彙量が欲しい場合は、英検2級以上、TOEICスコア600以上をカバーする英単語帳を選ぶと良いですよ。
先ほど紹介した「でる単」「キクタン」シリーズのほか、有名どころは以下になります。
リスニング力・スピーキング力を向上させたい
リスニング力・スピーキング力を向上させたい場合、日ごろから「ネイティブスピードの音声を聴く」ことが何よりも大切です。
上記の英単語帳と併せて専用CDあるいは音声コンテンツも用意されているものを活用しましょう。
例えば、『DUO3.0』の場合、2種類のCDが用意されています。
それぞれ、収録時間が異なり、基礎編はスロースピードや日本語訳も収録、副周辺はネイティブスピードの英文のみの音声CDになっています。
目的に応じて選んでみるとよいでしょう。
英単語帳を使った学習の進め方のコツは「反復練習」
自分のお気に入りの1冊を見つけたら、あとは以下の方法に従って学習するのみです!
- 1周目は、短期間(数週間)で全て目を通し、覚える順番別(3段階)にチェックを入れる
- 2周目は、1周目のチェックを元に、優先順位の高い単語①から覚える
- 3周目は、2周目にチェックした単語を暗記する
- 優先順位②③の単語について、それぞれ上記2週目、3周目を繰り返す
- 覚えた英単語を使って自分なりの英文を作る
1周目:短期間(数週間)で全てに目を通し、覚える順番別(3段階)にチェックを入れる
まず最初は、「短期間のうちに単語帳の全ページに目を通す」ことを意識してください。
この時、「イメージが湧くか?」を意識しながら優先順位を振っていきます。
例えば、
・自分が実際に使っているイメージが湧く英単語
・自分の目標達成のためには覚えたほうがいいと感じる英単語
などです。
優先順位を3段階くらいつけるイメージで、番号を振ったり、付箋を付けたりしていきましょう。
なぜ「短期間で全ページに目を通す」か?
それは、「やり切った」という小さな達成感を味わうためです。
英単語学習は、途中で挫折したくなることも多いです。
それは、ゴールまでが遠いから。
知らない単語のオンパレードだと、心が折られてしまい、手が進まなくなってしまうことも。
そうならないために、まずは「全部見た」「優先順位を割り振った」という1つのステップを数週間のうちに実施すると良いです。
優先順位付けをしたことで、「全部一度で覚えなければいけない」というプレッシャーから脱することができるので、長期的に見たら効果的だと私は思います。
なかなか英単語学習が進まないという方は、まずこの1周目のステップを実施してみてくださいね。
2周目・3週目:1周目のチェックを元に、優先順位の高い単語から順に覚える
1周目で優先順位別にチェックを入れたので、2周目・3周目はそれを元に学習していきます。
最初から1つ1つ覚えるのではなく、あくまで自分にとっての優先順位別でOKです。
2周目は、リスニング、音読、書き取りなど、自分の好きな方法で暗記にチャレンジします。
3周目は、実際に暗記できているかを確かめながら復習します。
優先順位は①~③と割り振っていると思うので、①の2週目・3周目が終わったら、②の2週目・3周目、③の2週目・3周目へと移行していきましょう。
反復する回数が多いほど、自分の知識として定着していきますよ!
総仕上げ:覚えた英単語を使って自分なりの英文を作る
単語帳をマスター、あるいは優先順位①が3周目まで終わったら、「自分なりの英文」を作ります。
いわゆる「総仕上げ」に入ります!
基礎(暗記)ができて初めて、応用(自分で英作)に進めます。
英単語帳で使われている用法を真似して、自分の生活レベルに落とし込んで英作をしてみましょう。
間違っているかどうしても不安になる場合は、外国人の友人に添削してもらったり、オンライン英会話などでフレーズチェックをしてもらえるような機会を見つけてみると良いですね。
英単語は何度も繰り返し学習して初めて身に付く!自分なりの方法を見つけよう♪
語彙量は、日々の積み重ねで増えていくものです。
英単語学習の場合も、反復学習が欠かせません。
ねねは1つの単語帳で最低3周することを推奨していますが、これも反復練習をすることで自分の記憶に定着させるためです。
エビングハウスの忘却曲線は有名な話なので、聞いたことがある人も多いと思います。
とにかく、人は忘れる生き物なんです。
反復学習によってしか、自分の中に知識として定着させることはできません。
そして、最終的にアウトプット(ここでは英作)することによって、自分で使いこなせるようになるのです。
ぜひ、今回ご紹介した方法で英単語学習をしてみてください。
数か月後、あなたの語彙量が増えていますように!!
以上、ねね(@nene_english)が 「【英単語の覚え方】コツは「イメージできるか?」全部順番に覚えなくてもOK!」 の記事をお送りしました!
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