子どもの英語教育を考えるとき、どの方法を選べばよいのか悩みますよね。
今回の記事では
◆何を基準に英会話スクールを選んだらよいのかわからない
◆できるだけ後悔しない選び方をしたい
と思っているママに向けて、性格が違う3人の子どもそれぞれに合った英会話の学び方を考えるのに悩んだ私自身の経験を踏まえて、押さえておきたいポイントをお伝えします。
目次
通学、通信教育、オンライン、どのタイプがいい?
英語の学び方は、とっても多様。
どの方法も、英語力を伸ばすのには申し分ないです!
メリット・デメリットを見比べて、お子さんの性格を加味したうえでどこを取るかを決めるとよいでしょう。
メリット | デメリット | |
通学タイプ | ・講師や他の生徒とFace to Faceで触れ合える。 | ・スクールまで通う必要がある。 |
通信教育タイプ | ・自宅で自分のペースで学習できる。 | ・本人のやる気が大切。 ・親のフォローも必要。 |
オンラインタイプ | ・自宅で自分のペースで学習できる。 ・安価 |
・子どもの集中力が維持できるかが重要。 ・講師がたくさんいるので、相性の合う人を探すまで大変。 |
なお、例えば、「オンラインだけど、複数人で受講可能」、「通信教育だけどオンラインと組み合わせ」など、タイプをまたいだ面白いスクールもあります。
後日、そういったスクール紹介などもしていけたらなと思っています。
大手英会話スクールと個人英会話スクール、どっちがいい?
どのタイプの英会話スクールでも、費用は教材費等含め、月5,000~10,000円程度のところが多いかなという印象です。
大手と個人、どちらの英会話スクールが良いのかを考えるうえで、私の思うメリット・デメリットをまとめてみます。
メリット | デメリット | |
大手英会話スクール | ・カリキュラムが確立されているので、講師による差が出にくい。 ・コースが充実している。 ・駅近くにあることが多く、通いやすい。 |
・1クラス当たりの人数が多くなりがち。 ・料金が割高。 ・講師の入れ替わりが激しい。 |
個人英会話スクール | ・講師の入れ替わりが少ない。 ・1クラス当たりの人数は少なめ。 ・授業料が安価。 |
・講師との相性を考える必要あり。 ・自宅で開講している場合、住宅街だと駐車場に困る。 |
わが家が日本で英会話スクールを探した際には、大手スクール2か所と個人スクール(ネイティブ運営)2か所の見学に行き、最終的に個人スクールに通うことに決めました。
今住んでいる台湾のスクールでも同様に、大手・個人ともにチェックしています。
それぞれのメリット・デメリットを比較するためにも、大手と個人、どちらも1つは見学に入れてみてください。
日本人と外国人、どちらの英語講師に習うと良い?
英語の発音に限っていえば、「言いたいことが伝わればいい」というのが私のスタンスなので、英語を学ぶときの講師は日本人でも外国人でも問題ないです。
というのも、今の時代、英語を話すときにその相手がネイティブであるとは限らないから。
こちらの記事にも書きましたが、今や世界で英語を話している人のうち、約8割がノンネイティブといわれています。
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綺麗な英語を話すかどうかという点は、正直そこまで問題ないと私は考えていますし、自分の体験上、大人になってからも発音矯正は十分できます。
だから、「絶対ネイティブの先生に習わせなきゃダメ!」と思う必要は全くありませんよ。
ただし、日本人、外国人、どちらの講師を選ぶかは、目的で大きく変わってきます。
- 日本語特有の言語のクセや、日本人が間違えやすい英語などのフォローが徹底しているので、短期間で英語力を伸ばしたいのなら、日本人講師を選ぶ。
- 異文化交流の点を重視し、日ごろから外国人とコミュニケーションを取る環境を作りたいのなら、外国人講師を選ぶ。
私の友人(日本人)で英会話スクールを運営している人が多いのですが、彼女たちは日本人独自の発想で細やかさを徹底したレッスンをしています。
デモレッスンなどを受けたことがありますが、そのクオリティは本当に素晴らしかったです。
「日本人講師」を毛嫌いすることなく、ぜひ一度体験してみてほしいと思います。
なお、日本人講師を選ぶ場合は、異文化交流の点についてフォローするためにも、英語を使って外国人の方と交流できる機会を意識的に持つようにするとよいでしょう。
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わが家の場合は、異文化交流の要素を重視したかったこともあり、日本語との違いなどについては自分で教えることにし、外国人の先生が運営する英会話スクールに通わせることにしました。
国籍・人種もバラエティに富んでおり、日本に居ながらいろんな文化背景を持つ先生たちと一緒に学べたのは、とても良い経験だったと思います。
目的に応じて、日本人講師・外国人講師を選んでみてくださいね。
体験談:我が家の娘(現在小学5年生)の場合
わが家は子どもが3人いまして、それぞれ好きな学び方が違います。
いろいろ体験した結果、最終的に、娘は通信教育タイプ、2人の息子は通学タイプに落ち着きました。
ちなみに、娘の英語学習タイプは以下のように推移しています。
- 0~3歳まで:自宅でおうち英語
- 3歳~年長まで:通学タイプの英会話スクール(ネイティブ講師)
- 小学1~2年:小休止
- 小学3年~現在:通信教育(Z会)
おうち英語期では、主に英語知育おもちゃなどを使って学んだり、外国人の友人家族と遊んだりして、英語を自然と使う環境づくりを意識していました。
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その後、本格的に学ばせるため、複数見学した結果、通学タイプの英会話スクールに通い始めました。
最初は楽しく通っていたのですが、どんどん「みんなと一緒に学ぶのが嫌 ⇒ 英語も嫌」のサイクルに。
どうやら、自分のペースで学ぶほうが好きだったようです。
「このままじゃいけない!」と思い、英語学習自体を一時中断。
その後、数年空けて英語嫌いの熱もある程度冷めてきたこともあり、通信教育で再び学び始めました。
このように、わが家の英語学習はクネクネ曲がりながら進んでおります。
どれか1つの学習タイプに固執することなく、子どもの様子を見ながら、臨機応変に対応していければよいのかな、と思っています♪
子どもの性格を踏まえ、子どもにとって最適な英会話スクールを見つけよう!
英会話スクールを選ぶときは、
- 通学・通信教育・オンラインのどれにするか?
- 大手と個人、どちらにするか?
- 日本人と外国人、どちらの講師にするか?
それぞれのポイントについて、上記でお伝えしたメリット・デメリットを考慮しながら選んでみてください。
英語を学ぶのは、子ども自身です。
子どもの性格などを踏まえていくつかのスクールを体験させ、子ども本人が「安心して学べる」、「楽しんで学べる」ところを選ぶようにしましょう。
ほとんどのスクールで無料体験を実施しているので、うまく活用しながら、お子さんにとって一番良い英語の学び方を見つけてあげてくださいね。
以上、ねね(@nene_english)が 「子どもに最適な英会話スクールの選び方|押さえておきたいメリット・デメリット」 の記事をお送りしました!
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