<記事内に広告を含む場合があります>

TESOL

TESOLをオンラインで取得できる大学やスクールを探す方法

オンラインでTESOLを学ぶ方法

「TESOLを取得したいけど、留学は難しい・・・」

そんな場合は、オンラインでの取得が便利です!

ただし、学習期間も費用もスクールによって大きく異なります。

 

今回の記事では、

  • TESOLをオンラインで取得する場合の学習期間や費用
  • スクールを決める際に参考にしたい口コミサイト
  • 国別のスクール情報

についてお伝えします。

 

あわせて読みたい

▼TESOLの概要を知りたいなら、まずは以下の記事をご参照ください。

TESOL(英語教授法とは)
TESOL(英語教授法)とは?学位や修了証の種類、学習期間、取得費用の目安

続きを見る

 

TESOLをオンラインで取得する場合の学習期間や費用(概要)

TESOL取得には、大きく「学位取得」と「修了証取得」の2種類があります。

今回の記事では、以下の中でも、オンラインで取得できる「学位取得」と「修了証取得」のスクールについてもう少し詳しく解説していきます。

学習場所 修了時に得られるもの 学習時間 費用概算
大学院 Master Degree(学位) 2年間 約200万円
Postgraduate Degree(学位) 1年間 約100万円
語学学校
通信講座
オンラインスクールなど
Diploma(修了証) 250~350時間程度 数十万円
Certificate(修了証) 数時間~200時間程度 数万~十数円

 

大学院のTESOL修士コースをオンラインで受講する

卒業式

大学院のTESOLコースでは、Master DegreeあるいはPostgraduate Degreeが得られます。

有名どころは以下の大学院のコースです。

日本語でのホームページが用意されている大学もあり、日本人の受講者が多いのが伺えます。

Master Degreeのほかに、CertificateやDiplomaコースも開講されている大学もありますが、ここではMaster Degreeについて説明します。

 

アメリカ:アナハイム大学

アメリカのカリフォルニアに位置するアナハイム大学は、1996年の開校以来、TESOLにおけるオンライン教育を主導しています。

世界で知られている一流のTESOL教授陣から直接学べる、レベルの高いカリキュラム内容を売りにしています。

大学名 アナハイム大学
コース名 TESOL通信教育
取得できる学位 Master of Art in TESOL
開講時期 年3回(2月、7月、11月)
開講期間 2年間
授業料 $27,075 ≒ 290万円
出願時に必要な英語力 TOEIC 800点以上
TOEFL iBT 71点以上
英検準1級以上
IELTS6.5以上 など
入学資格 大卒以上
備考 修士課程の授業では、日本時間の土曜日午前中(日本時間)(太平洋時間金曜夕方以降)にリアルタイムのオンライン授業(90分間)が毎週行われます。前半60分間は教員による講義、後半30分間は学生同士でトピックに沿ったディスカッションを行います。

※最新情報は、アナハイム大学ホームページにてご確認ください。

オーストラリア:ウーロンゴン大学

ウーロンゴン大学は、1951年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州ウーロンゴン市に創立された総合公立大学です。

オーストラリア国内で上位10位内に位置しており、国際的評価も高い大学です。

大学名 ウーロンゴン大学
コース名 TESOL通信教育
取得できる学位 Master of Education (TESOL)
開講時期 年3回(2月、7月、11月)
開講期間 2学期(1年)または3学期(1.5年)
授業料 <1年コース> 27,120豪ドル ≒ 190万円
<1.5年コース> 40,680豪ドル ≒ 280万円
出願時に必要な英語力 ・IELTS 6.5 (各セクション6.0)
・TOEFLインターネット版 86(Reading 18、Writing 18、Listening 17、Speaking 17)
・付属カレッジで所定の英語コースを所定の成績で卒業 など
入学資格 <1年コース>
大卒以上(分野不問)+教員免許
+常勤3年相当以上の英語教授経験
<1.5年コース>
大卒以上(分野不問)
備考 「Postgraduate Academic Excellence Scholarship」という、優秀な大学院コースワーク課程出願者に対して授業料の30%を免除する奨学金制度があります。出願すると自動的に当奨学金の審査対象となり、過去の学業成績に基づいて審査されます。

※最新情報は、ウーロンゴン大学ホームページにてご確認ください。

 

上記以外でオンラインでMaster Degreeを取得できる大学

英語サイトのみの大学については、以下からご参照ください。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランスなどの大学が掲載されています。

 

TESOL修了証をオンラインで取得できるスクールを探す方法

データ入力する女性

オンラインのTESOLコースは世界中にたくさんあります。

国によって費用や期間が違うので、自分に合ったスクールを探してみましょう。

 

日本ではまだまだ口コミなどの情報が少ないので、英語の口コミサイトを活用して受講者の経験談を集めるのもおすすめです。

 

 

TESOL修了証をオンラインで取得できるスクール情報

私が調べた中で、気になったスクールをいくつかピックアップしてご紹介します。

 

TESOLをオンラインで取得できる日本のスクール一例:インテソルジャパン

日本のTESOLオンラインスクールとなると、真っ先に名前が挙がるのは『インテソルジャパン』です。

インテソルは、1993年にイギリスで創設され、今ではヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、中南米に拠点を持つまでに成長しています。

インテソルジャパンは、その日本の拠点として2011年に開設されました。

2019年5月時点で、受講者数は600名を超えています。

スクール名 インテソルジャパン
コース一例 150時間講座 180時間講座 ディプロマ認定講座
学習時間 150時間 180時間 350時間
学習期間 12か月 15か月 2年間
受講費用 63,500円 77,200円 164,000円
資格認定団体 ALAP
認定レベル Level 4 Level 4 Level 7
開講日 通年 通年 年に数回
チューター制度 あり あり あり
受講資格 ・高等学校卒業の学歴
IELTS Academic 6.0 / IELTS General 6.5 / TOEFL iBT 74 / Cambridge exams FCE Grade A, CAE Grade C 以上、または、英検1級(現在取得していない場合は、無料のレベルチェックを受講可)
インテソルの150・180時間講座の修了者
または、TESOL証明書(Level4)以上の資格をお持ちの方で、IELTS Academic 6.5以上の英語力のある方
学習方法 テキスト学習
備考 月に1回の科目別ワークショップ(ライブ講義)も受講可能。日本語の事務局サポートが不要の場合は、インテソルワールドワイド経由で受講することで、受講費用も抑えられます。

※最新情報はインテソルジャパンのホームページでご確認ください。

 

TESOLをオンラインで取得できるイギリスのスクール一例:Global English

イギリスのTESOLオンラインスクールは、かなりたくさんあります。

『Global English』は、イギリス西部のエクセターを拠点とする語学学校です。

1996年に設立され、1997年からTESOLコースがスタート。

語学学校としては珍しく、ISO9001を取得しています。

(元人事屋としては、ISOって取得した後に維持するのがものすごーく大変なのを知っているので、取得しているスクールというのは印象が良いです。)

スクール名 Global English
コース一例 120 hour TESOL Premier 150 hour TESOL Premier Plus 250 hour TESOL Diploma
学習時間 120時間 150時間 250時間
学習期間 6か月 12か月 18か月
受講費用 £175 (≒23,000円) £225 (≒30,000円) £275 (≒36,000円)
資格認定団体 ACTDEC
認定レベル Level 3 Level 4 Level 5
開講日 通年 通年 通年
チューター制度 あり あり あり
受講資格 - over 17 years old
- IELTS 6.5 or above
- TOEFL iBT 110 or above
- TOEIC 880 or above
- CEF C1
- pass at Cambridge CAE (Certificate in Advanced English).
- have studied and passed a degree level course where the medium of instruction is in English.
学習方法 テキスト or WEB学習から選択可能
備考 生徒用のフォーラムがあり、情報交換も可能。

※最新情報はGlobal Englishのホームページでご確認ください。

 

TESOLをオンラインで取得できるアメリカのスクール一例:Bridge TEFL

『Bridge TEFL』は、アメリカを拠点とするスクール。

TEFLコースを受講することで、特定の大学の単位に互換できるACE CREDIT (American Council on Education's College Credit Recommendation Service)という仕組みがあるのが特徴的です。

オンラインツールが充実しており、SNSの使用なども活発なようです。

スクール名 Bridge TEFL
コース一例 120-Hour Master TEFL/TESOL Certificate 150-Hour Bridge IDELTOnline TEFL/TESOM Diploma
学習時間 120時間 150時間
学習期間 12週間 12週間
受講費用 USD391 (≒42,000円) USD995 (≒107,000円)
資格認定団体 ACCET
認定レベル 不明 不明
開講日 通年 月2回程度の開講日あり
チューター制度 あり あり
受講資格 - over 18 years old
- CEFR B1 level,  IELTS 5.0
- over 18 years old
- CEFR C1 level,  IELTS 7.0
学習方法 WEB学習
備考 特定の大学への単位互換制度あり。修了証をLinkedInに連携させることが可能。

※最新情報はBridge TEFLのホームページでご確認ください。

 

TESOLをオンラインで取得できるカナダのスクール一例:OnTESOL

カナダのスクールのひとつが、『OnTESOL』。

カナダ国内のオンラインTESOLコースとして最初に認定されたスクールです。

スクール名 OnTESOL
コース一例 120-Hour TESOL Certificate 250-Hour TESOL Diploma
学習時間 120時間 250時間
学習期間 6か月 8か月
受講費用 CA$650 (≒42,000円) CA$995 (≒76,000円)
資格認定団体 ACTDEC
認定レベル Level 3 Level 5
開講日 通年 通年
チューター制度 あり あり
受講資格 - minimum age: 21
- A completed university degree from Canada or its equivalency (Students without a university degree can still enroll in the Advanced 120-hour TESOL Certificate or 250-hour TESOL Diploma program and receive a TESOL certification awarded by OnTESOL upon successful completion of the program, but they are informed that TESL Canada requires an undergraduate degree from Canada or its equivalency).
-Non-native speakers who have not completed a university degree in an English speaking country must obtain a valid English Proficiency Score before applying to TESL Canada accreditation.  From October 1st, 2015 onward TESL Canada will accept only IELTS Academic (Overall 7 with a minimum of 7 in each skill area) and TOEFL iBT (Overall 101 with a minimum of 23 in Listening, 24 in Reading, 27 in Speaking  and 27 in Writing).
学習方法 WEB学習
備考 大卒以上の場合、条件に応じてTESL Canada certificationも取得可能。

※最新情報はOnTESOLのホームページでご確認ください。

 

参考:私がGlobal Englishを選んだ理由

パソコン操作する女性

私自身、上記のスクールも含め、10校くらいで検討しました。

当初、CELTAコースの受講で考えていたのですが、オンラインだけでは完結せず、通学も必要だったため、今の時期(COVID-19の蔓延)を考慮して、受講は見送りました。

※世界中のCELTAの開講コースは、以下のウェブサイトから探せます。

 

上述の口コミサイトなども確認し、最終的に『Global English』の150時間コースに申し込みました。

選んだ理由は、以下のような点からです。

  • オンラインで完結できる
  • 受講期間が半年~1年程度
  • 5万円以内(他にも勉強したいことがあるため)
  • TOEICスコアで申込可(現時点で持っているのはTOEIC930のみ)
  • WEB学習
  • 資格認定レベルがLevel4以上
  • サイトが見やすい、問い合わせへの対応が良い

 

受講開始してまだ数週間ですが、順調に学習しています。

小テストがたくさんあり、理解具合を細かくチェックしながら進めるのが良いです。

チューターからの返信はかなり早いです。

(私の担当は、英語指導歴20年超のイギリス人女性です。)

 

なぜか生徒向けフォーラムにログインできず、事務局に問い合わせをしましたが、その時のメール対応自体は早かったです。

(でも、未だにログインできないんですけどね。。。まぁ、いいか。)

 

WEB上のコンテンツのデザイン性はあまり高くないですが、困った時のチューターや事務局からのレスポンスは早いので、個人的にはそれが一番助かっています。

(とあるスクールは、申込前の問い合わせ時に商品の売り込みが強く、的を射てない回答をするなんてこともありました。)

 

なお、『Global English』の受講者の多くが150時間、あるいは250時間のコースを選んでいるようです。

私はこの時点では150時間のコースを選びましたが、あとから差額を払って250時間のコースに変更も可能です。

(最初から250時間のコースを申込むより割高ではありますが。)

 

ちなみに、私が申し込んだときはオプションコースを無料で選べたので、30 hour Teaching Business Englishのコースをチョイスしました。

150時間コースが終わったら、受講開始する予定です。

 

2020年春までにどちらも受講完了できるよう、少しずつ学習を進めています!

 

参考:実際にTESOLを受けてみて感じた、必要な英語力

現在、私が持っているスコアはTOEIC930のみで、しかも最後に受験したのが2013年頃です。

自分の英語力は取得当時に比べかなり落ちているとは思いますが、教材の内容自体は理解できています。

Global Englishの規定通り、TOEIC880以上あれば、十分対応できると思います。

 

問題は、エッセイの提出です。

Global Englishの場合は、まぁまぁの頻度で200~300文字のエッセイを提出しなければいけません。

英文を書くのに慣れていないと、1つ提出するのにかなりの時間を要するでしょう。

そういう意味では、日ごろから意見を述べるのが得意な人、英検やIELTSライティングなどで英作文のスキルがある人は有利と言えます。

 

私は会社を退職して2年半くらいたってからTESOLを受講し始めたので、英語で仕事をしていた感覚も相当薄れており(ザ・言い訳。。。)、エッセイの作成に時間がかかっています。

もっとサクサク学習できると思ったのですが、学習時間もなかなか確保できず、思った以上にマイペースの受講です。

いずれにしても、今のところ楽しく学習できているので(これからどんどん難易度上がるのかな?)、この調子で最後まで突き進みます!!

 

オンラインでTESOLを受講するなら、複数のスクールを比較しよう!

かわいらしい机

TESOLは、今や、大学修士もオンラインで取得できる時代です。とても便利ですよね!

コース内容や費用、受講期間なども比較検討しながら、自分に一番合ったコースを見つけてみてください。

日本ではまだまだTESOLの認知度は高くないため、海外の口コミサイトを活用してみるのも良いですよ。

 

私もオンラインでTESOLを学び始めてまだ数週間ですが、自分が海外で語学学校に通っていた時のクラスの先生の様子などを思い浮かべながら学んでおり、とても楽しいです!

「あー、あの時先生がやっていたのはこれだったのか!」と、過去の記憶と紐づけている感じです。

私も、オンラインTESOLで学んだことを、ねね塾などでメンバーさんに還元していきます!

 

ツイッターでは、「#ねねのTESOL英単語」というハッシュタグで学習の気付きなどを発信していますので、ぜひご覧ください。

 

あなたも、オンラインTESOLで楽しく英語教授法を学べますように♪

 

以上、ねね(@nene_english)が 「TESOLをオンラインで取得できるスクールを探す方法」 の記事をお送りしました!

 

あわせて読みたい

▼TESOLの概要を知りたいなら、まずは以下の記事をご参照ください。

TESOL(英語教授法とは)
TESOL(英語教授法)とは?学位や修了証の種類、学習期間、取得費用の目安

続きを見る

 

ねね
最後までお読みいただきありがとうございました!もし記事に関するご質問などございましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

また、この記事が参考になりましたら、以下のSNSボタンからシェアしていただけると嬉しいです♪

-TESOL

© 2024 わくわくえいご